タイの高級ファブリックメーカーのジムトンプソン(JimThompson)から、新しいコレクションが発売されました。バンコク市内にもジムトンプソンのショップがあるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
ジムトンプソンといえばシルクのイメージが高いのですが、シルク以外の繊維もたくさん使われています。
今回ご紹介するのは、「No.9 BUTTERFLY HOUSE」。
No.9とはジムトンプソンの1つのカテゴリーの名称で、シリーズ名にあたります。
バタフライハウスという名前の通り、蝶をあしらったデザインのファブリックがメインのデザインです。
今回制作にあたったのは、イギリス人のリチャード・スミスというデザイナーが開発にあたりました。テキスタイルの中でデザイナーの名前を出すことが少ないので詳しいことはまたの機会にご紹介したいと思います。
リチャード・スミス氏は、中国の陶器や蒔絵などに描かれた蝶や孔雀や独特の図柄からインスピレーションを受けて、アレンジを加えデザインを起こしています。
彼がハンドプリントしたものをリネンやコットンなどの天然繊維にプリントしたり、独特の幾何学模様は刺繍などで表現しています。
リネンが多く使われていますが、安価なリネンに見られるごわつきが無くとてもソフトで基布作りに手間が掛かっていることがわかります。大胆なデザインに加え、色使いも大変きれいで自信持ってお勧めできるコレクションです。
価格帯は¥6,500~¥14,400/m(税別)ですが、中心価格帯は1万円を切っています。上質なリネンの割に価格は抑えられています。
上質なプリントのファブリックでインテリアを彩ってみたい!と思われたら、ぜひルドファンまでお越しください。