当店の張り替え作業のお見積りは下記の内容が含まれています。
現場により不要となる項目や、お客様による不要項目のお申し出により、減額のお見積りないし精算をさせて頂きますのでご了承の程お願いいたします。
1)養生
エレベーターや廊下などマンションなど共同住宅における共有部分の養生。
→壁面はプラベニヤ、床面はロール式ブルーシート、養生テープで固定
玄関～張替えるお部屋までの通路
→床面にロール式養生シート、所々養生テープで固定
該当する場所
→床面にブルーシート、エコフルガード、プラベニヤ等
家具等にビニールシート
カーテン、ブラインド等の窓廻り製品、取り外せる照明器具及びスイッチ＆コンセントプレートは
取外した後、必要に応じてビニール梱包
2)剥がし作業
剥がした後は既存の壁紙の裏紙が残っている状態が好ましい状態です。(壁紙は2重構造になっています。)
ただし、壁紙の材質、施工方法、環境等により既存の壁紙が剥がれにくい若しくは、剥がれないことが
あります。その場合は時間を掛けて剥がすか、既存の壁紙に重ね張りをするなど状態によって施工方法を
検討しご案内いたします。
3)下地調整作業
▲壁紙を剥がした状態(天井のボードは一部貼替えています)
既存の裏紙が壁から分離したところや、壁の石膏ボードの保護膜が剥がれ、下地にダメージが及んでいる
部分にパテを盛り付け出来るだけ平滑にします。状況により下パテ→上パテ→仕上げパテの3工程を実施
し、紙やすりによるペーパー処理にて下地となる壁の状態を補正します。
裏紙の向こう側にある凸凹は発見が難しく、張替え後に目立って見える場合があります。
▲既存の壁紙の裏紙の向こうにある突起物
作業中に発見したものについては処置を致しますが、この現象については、元々の下地の状態であることと、発見しにくく見落としやすいため、施工後に発生した突起のクレームにつきましては対応ができない場合もございます。あらかじめご理解の程お願いいたします。
▲突起物を除去して平滑になった状態
石膏ボードは経年により発生した反りは修正が出来ませんので、ご注意ください。反りは光の当たり方で線上に陰となって見えることがあります。張替によって以前より強く見えることがあります。
4)壁紙施工
壁紙用澱粉糊を使用して、メーカー推奨の施工方法で作業します。壁や梁の角(入隅)は壁紙を切り離します。
これは、建物が動くことで発生する「シワ」や壁紙が乾くことで発生する「膨れ」を防止するための施工方法です。ただし、壁紙が切り離されているため、時間の経過で多少の隙間が発生する場合がありますので、ご理解ください。
柄合わせの必要な壁紙は、ジョイント部分の柄がずれてしまうことがあります。これは、糊をつけてから張り付けるまでの時間(オープンタイム)が異なることや、壁紙そのものの柄が正確でないために起こる現象です。一般的には目線であわせて作業いたします。
施工後の壁紙は大量の水分を含んでいます。そのため、エアコンや暖房器具などによる急激な温度や湿度変化で壁紙が一気に収縮する場合があります。収縮することで、施工後に壁紙のジョイント部分やコーナー部分の開き(目隙)が発生する場合があります。施工後24時間以内はエアコン等の使用はお控えくださるようお願いします。
施工直後は、壁紙に空気が入ったような「膨れ」が発生する場合があります。これは、既存の壁のパテを塗った上に残った裏紙が水分を含んだことにより一時的に剥離して起こる現象です。時間とともに消えていきますので、ご安心ください。
5)養生撤去
養生の撤去とともに、取り外したスイッチ・コンセントプレート、照明器具、カーテンレールやブラインド類などを戻します。
6)清掃
室内用ほうきによる清掃をいたします。
7)その他お見積りに含まれないもの
家具・荷物移動、スイッチ・コンセントプレート等プラスチック製品の脱着時に本体の劣化に伴う破損による交換、
エアコン脱着、壁面に飾った調度品の脱着、シャンデリア等の複雑な構造の照明器具脱着、
は別途お見積りとなります。
＜施工当日までにお願いをしたいこと＞
少量かつ軽量で壊れにくい家具・荷物類は移動いたしますが、2人以上で移動する家具類の中の収納品や
壊れやすいもの、高額な調度品につきましては事前にご移動をお願いいたします。
施工には十分気をつけて作業を進めて参りますが、万が一破損や室内に傷を付けてしまった場合は
弊社が加入している「リフォーム保険」にて補償をさせて頂きます。「思い出」は保険会社の査定に
加味されませんので、何卒ご理解と事前のご協力をお願いいたします。
＜保証について＞
当社で施工させて頂いた壁紙の保証期間は1年間です。
通常の使用方法で発生した1㎜以上の目隙き、はがれにつきましては補修させて頂きます。
