ジム・トンプソンというブランドをご存知でしょうか?タイの生地を使った製品を多数生み出してる人気ブランドです。
ジム・トンプソンのカーテン
生地自体の人気ももちろん、クッションカバーやランチョンマットなどのインテリア小物、バッグやポーチ、財布などの小物、スカーフやシャツ、ネクタイなどのアパレルにいたるまで、様々なカテゴリーを展開しています。 実は、このジム・トンプソンというブランドには、そのブランドの名前になった人物、アメリカ人のジム・トンプソンの非常に面白いドラマが背景にあります。 もともとアメリカのニューヨークで建築家をしていたというジム・トンプソンは、その世界で活躍していたにも関わらず、アメリカ軍隊の道に進みます。さらにその後、アメリカの諜報機関であるCIAの前身となる機関に抜擢。アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国で活躍をします。 時は1945年。偶然その際インドネシア半島へ着ており、そこで終戦を迎えアメリカへの帰国が決まります。しかし、彼はそのままタイに留まることを決めたのです。 そこでジムトンプソンが目をつけたのが、タイのすばらしい伝統工芸、生地製品(タイシルクや麻など)でした。 特にタイシルクはアメリカでも流行し、彼がいなければ、タイの生地は伝統工芸のお土産品として細々と存在しているだけだったかもしれません。…ジム・トンプソンの説明が長くなりましたが、ブランドの背景を知っていると、より物にも愛着が沸くというもの。知っていて損はありません。 今回はそんなジム・トンプソンの「麻」をつかった生地でお仕立したカーテンのご紹介です。 麻には独特の風合いがあり、光の透け感も大変美しく仕上がります。エスニックはもちろん、洋風、和風の空間にも不思議とマッチする魅力的な生地なのです。特にジム・トンプソンの麻は原材料にもこだわった高級ライン。お部屋を彩るのにぴったりな天然繊維です。
ジム・トンプソン(JIM THOMPSON)のカーテンの施工例
お客様は天然繊維をお探しでご来店下さり、今回の生地を大変お気に召して頂きました。
下の生地はSanderson社(サンダーソン社)の生地でお作りしたプレーンシェードの施工例です。 もともとは、下記写真のように窓枠にカーテンレールが取付けてあったのですが、お部屋を広く見せる為、シェードでのご提案をしました。 また、お気に召した柄はシェードにすることにより、一枚の絵のように見せることができ、生地の表情が増すと思いご提案させて頂きました。
窓枠には、カーテンレールのビス穴が残ってしまう為、ドレープ(厚手)生地を窓枠を覆うように、レース(薄手)は枠内におさまるようにお仕立てしました。 ※ダブルプレーンシェードでのお仕立て
JIM THOMPSONの施工事例その2
カーテンの掛け替えをお考えのお客様の中には、今までと同じ様な色合い・雰囲気を望まれるお客様と全く異なる雰囲気を望まれるお客様といらっしゃいます。 こちらのお客様は イメージチェンジの方を希望され、ご依頼頂きました。JIM THOMPSONの(ジム トンプソン)No.9THOMPSONのシリーズのから オレンジ色の生地をメインのドレープカーテンにお仕立てしました。ソファに置いたクッションは オレンジ色を引き立てる2種類の無地のクッションを合わせました。
ターコイズブルーの生地は クラーク&クラーク社のナンタケットという生地で コットン100%です。オレンジ色の無地は スペインより直輸入の リネン100%の生地です。カラーコーディネイトでインテリアを楽しむ施工例でした。
今回は麻のご紹介でしたが、様々な輸入生地、輸入カーテンを取り揃えておりますので、まずはどのようなお好みかをお伺いさせていただければと思います。 ルドファンでは、お部屋に合うよう窓装飾のご提案をさせて頂きます。窓装飾にお困りでしたらぜひ一度ルドファンまでお越し下さいませ。