自由が丘に移転してきて5年の月日が経ちました。
「普通じゃないカーテンをルドファンで・・・」と思ってくださるお客様が確実に増えているように感じます。皆様オリジナリティを求めていらっしゃってルドファンにお越し下さいます。
今日ご紹介するお客様も、ご自身で何冊ものスタイルブックを読み込み、ご自身の夢をスタイルカーテンで形にしました。
リビングにある4種類の窓をそれぞれに違ったスタイルでお作りしたものをご紹介します。
窓に合わせて変化させるスタイルカーテン
こちらの窓上には照明器具があり、上飾りのバランスを付ける事ができない造りになっていました。そこでバランス一体型のカーテンをご提案しました。カーテンにバランス装飾を一体縫製することで、カーテンを広げたときにまるでプリーツバランスのように見えます。
また今回のお客様のように装飾レールをお使いの際にもこのバランス一体型のカーテンなら、装飾レールを隠す事なくバランス装飾も楽しめます。お客様が海外で購入されたフリンジを付けて、さらに豪華な印象になりました。
またレースのカーテンは上部にギャザーをたっぷり取り、日中にレースのカーテンを束ね、少し空けておいた時に美しく見えるようにタッセルの位置にこだわっています。
小窓はバルーンシェードの変型で両サイドを垂らす、サイドドロップスタイルに仕上げました。こちらのあまり開閉しない窓は、シェードが一番きれいに見える位置でセットしておきます。
バルーンシェードはローマンシェードとは違って、ボトム部分にウェイトバーを入れないので、上部にあるタックのために裾が広がります。代わりにボトムのウェイトとして生地の左右に錘を付けます。今回はふわっと広がるバルーンスタイルにサイドを垂らすことで変化をつけました。サイドの長さによっても表情が変わるのでお客様だけのスタイルに仕上がります。
階段にあるFIXの窓にはお勧めのコットンレースタペストリーです。タペストリーは昇降機能がないので、開け閉めしない窓にお付けするのがお勧めです。
上玄関にある小窓は、ごく普通のカフェカーテンの上部を2段のパフ状にすることによってテンションポールの寂しげな雰囲気をカバーしふんわりと優しい表情になりました。
パフは、ギャザーテープを付けるときに上部に布を余分に残してギャザーテープを付け、その布を膨らませるとできます。パフの大きさや生地によってサイズを決めるといろいろな表情が楽しめます。カーテンの場合は生地の種類と倍率などによってまた違って見えます。
この窓はもう少し柔らかさを出したくてパプの部分にドミット芯をほんの少し入れています。ドミット芯とは綿が布状になったものにネット状の裏を付けたもので、それを入れることで柔らかく膨らますことができます。このようにギャザーテープだけでも様々にアレンジを楽しむことができます。
スタイルカーテンをもっと見てみたい方はルドファンまで。
今回はすべて違ったスタイルカーテンを見ていただきました。いかがだったでしょうか?どの窓からもお客様のこだわりが伝わってきますね。ここでご紹介できたのはスタイルカーテンのほんの一部です。本当にインテリアには歴史があって、その歴史の分だけ様々な装飾方法があります。
スタッフはお客様の夢の窓辺を形にすべく、日夜アンテナを張り巡らせて様々なスタイルを研究しております。ぜひお客様の夢のカーテンをルドファンでご一緒に形にしてみませんか?お客様のご来店を楽しみに、お待ちしております。