神奈川県の湘南にご新築で建てられた、白の塗り壁にウォールナット無垢のフローリングというこだわりの住宅が今回の施工場所です。その雰囲気を壊さぬようにファブリックをお選び頂きました。
白いリネンカーテン選びのポイント
お選びいただいたファブリックは直輸入のリネンです。当店のリネンの特徴は生地幅が広いために、生地と生地を縫い合わせる必要がないことです。そのためジョイント(つなぎ目)が出ません。光を通したときの透け感がきれいなリネンにとってジョイントが出てしまうとせっかくの良さが損なわれてしまいます。
今回はリビングの大きな掃出し窓にヒダのないフラットスタイルをご提案しました。広い窓にジョイントなしでカーテンを大きく取り、片開き仕様でお作りします。
日の光を受けて、白いリネンが眩しいダイニングエリア。その上は吹き抜けになっていてとても開放感があります。白い壁とリネンのカーテンに光が反射して、さらにお部屋が広く見えますね。
適度なしわ感と透け感がナチュラルな雰囲気を醸し出しています。
天然繊維のリネンの特性の一つは保湿性の高さです。ポリエステルのカーテンでは、調保湿機能は望めません。しかしそのためリネンは湿気に影響され、伸縮してしまうことがあります。しかし当店で扱っている商品は防縮加工が施されているため伸縮も少なくなっています。
またこちらの生地はヨーロッパリネンの高い品質の保証としてマスターオブリネンの称号を受けていて、レースのように透けるものから目が細かいものまで4段階の透け感をお選びいただけます。
取り付けの際、階段が梯子に当たってしまうのではないかとはらはらしてしまったこちらの高窓には白いロールスクリーンを設置します。
光をふんだんに取り込める高窓ですが、特に夏場の直射日光はとても暑く感じますよね。
また冬場はせっかく暖めた空気が窓から逃げてしまいます。そんなときにロールスクリーンを設置することで暑さや寒さを緩和させることができます。
今回は光がふんだんに降り注ぐダイニングに、白い塗り壁と無垢のフローリング、そして眩しく光るリネンがとってもナチュラルな空間になりました。
リネンやシルクの天然素材はルドファンまで
当店ではリネンやシルク、そしてコットンなど天然繊維のカーテンが揃っています。呼吸をする天然繊維は人体に優しい素材です。ぜひお店にお越しいただいて、ポリエステルにはない良さを体感してください。皆様のご来店をお待ちしています。