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カーテン施工例

ウィリアムモリス「いちご泥棒」を使ったシェードカーテンの施工例

こんにちは、カーテンと住まいのリフォームの専門店「ルドファン」のコーディネーターの板垣です。
今回ご紹介するのは、既にお使いのダブルシェードカーテンの生地を交換させて頂いた施工例です。

目次

お手持ちのシェードカーテンの生地だけ交換できます

シェードカーテンは昇降機能が付いたレール(メカ)に生地がマジックテープでセットしてある構造のカーテンですが、
メカが正常に作動している状態であれば、生地のみ交換する方法があるのをご存じでしょうか。
メカを既存利用するので、安価に交換できるというメリットがあります。

今回ご依頼頂いた内容は、レースのシェードはそのままで 部屋側の生地を ウイリアムモリスのいちご泥棒に交換するというもの。

濃い色を使いながらも お部屋の中がぱっと明るくなります。

▲ウィリアムモリス「いちご泥棒」のシェードカーテン

▲ウィリアムモリス「いちご泥棒」のシェードカーテン

日本人の好きなINDIGOの色のカーテンは落ち着きがありますね。

日本の一般的なサイズの腰高窓の場合 シェードを作る時の生地使いに悩みます。

輸入生地の幅は140センチ前後のものが多く、一般的な窓のサイズは幅が180センチ程度のため、生地1枚では足りず、2枚使いではロスが多く出てしまいます。

この窓の場合も 仕上がりの寸法で 1枚使いでは幅が 10cm足りませんでした。
とはいえ、10cm足りなくても 2枚使いにしないと作ることが出来ません。

このように「さてどうしようか?」となった場合、いろいろなやり方があります。

1)生地2枚を中央で継いで、両サイドカットして製品寸法を出す方法。一般的にカーテンメーカーの純正縫製の場合は、この仕様で作っています。ただ、製作寸法によっては切り取ってしまう部分が大きく、高価な生地の場合は、生地代は掛かっているが、十分生かされないことになってしまいます。

2)生地は1枚、足りない寸法を カーテンの生地の中の1色を拾って両サイドに額縁のようにアクセントをつけるやり方。
ボーダー仕様と呼ばれる方法ですが、生地の相性を見極めないと綺麗に縫製されないので注意が必要です。

ちなみに今回は 上記の方法は使わずに、バイヤス裁ちした同じいちご泥棒の生地で三方を囲むことで仕上げました。
写真だとよーく見ないとわかりづらいと思います。

▲ウィリアムモリスのカーテン

▲ウィリアムモリスのカーテン

そして シェードを上げたときにも下のアクセントのバイヤス部分が消えないように、裾に入れる重りの役目を果たすバーの位置やリングテープの位置にひと工夫を加えています。

▲ウィリアムモリスのカーテン

▲ウィリアムモリスのカーテン

ルドファンでは、いろいろな特徴を持った個性のある縫製工場と提携していますので、お客様の思いと私たちのアイデアを形にしてくれる頼もしい存在です。

目立たないようで ちょっと個性的なスタイルシェードが出来上がりました。ご覧頂きましてありがとうございます。

ウィリアムモリスの詳しいことはこちらからご覧頂けます。

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