特殊形状窓（ひし形・アーチ型）へのシャッター・カーテン取付事例

様々な形の窓があります。
変形窓は外から見えるインパクトはとても大きく、中から見たときにはどう表現するかがポイントになります。

機能性もありながら　デザインを損なわずにおしゃれに見せるって難しいですよね。

変形窓の形状をいかした工夫がいっぱいのウインドートリートメントをご紹介いたします。

ひし形の窓にぴったりのウッドシャッター

リフォーム中のお客様のひし形の窓にNormanのウッドシャッターを取り付けた施工例です。

元々は窓の傾斜に沿わせたレールに　レースのカーテンがついていました。

レースのカーテンだけですと朝の陽ざしがまぶしいのと、長くお使いいただいている間にどうしてもセンターのところが開きやすくなってしまい、隙間が気になるというお客様のお話。

そこで　変形窓にも対応できるNormanのウッドシャッターをご提案しました。

ウッドシャッターなら　1枚の羽根を動かすだけで窓の開閉ができ、外からの光の調整も簡単です。

それにこの窓の前にはテレビを置くことになっていたのででっぱりのないウッドシャッターは納まりも申し分ありません。

塗装の色は　職人の手作業によるオスモカラーの中から　マットホワイトをお選びいただきました。

新しくつけたものなのに、まるで　以前からあるような雰囲気の仕上がりです。

隣のお部屋にも　一回り小さいサイズのひし形の窓があり、同じウッドシャッターをおおさめしました。

ダイニングのつづきに見える奥の部屋のウッドシャッターはダイニングに入った時に同じ視界に入ります。この2つの窓がリンクすることによってよりグレード感が増して見えます。

本事例はNORMAN社のウェブサイトでも事例として紹介されています。
https://www.norman.co.jp/case/247.html

アーチ型ウインドーにバランスとレースカーテンを納めた施工例

アーチ型の窓は外から見たときも家のアクセントになって　とっても素敵です。

どんな形がご提案できるかな？と調べてみると、アーチの部分はそのままあけておいて　直線のレールを使ってカーテンを作っている例、アーチ型の窓の上に直線レールをつけて、外からはアーチ型だけど　中から見ると普通のカーテンを納めている例が多い様です。

お客様のご要望

1. レースカーテンはアーチ型に沿って
2. バランスはモロッコスタイルのモチーフを取り入れて
3. 新築時にお納めしたリビングやダイニングのカーテンとテイストを合わせる

素敵な窓ですが　難しい・・・
何回かお打ち合わせを重ねて　ご提案したスタイルが　この形です。

レースカーテンはアーチに沿ってぴったりに。生地はダイニングの間仕切りに使ったレースと同じにしました。

このレースのモチーフもアイアンの階段のモチーフに合ってます。

バランスは型紙をお作りして　モロッコスタイルのモチーフを模索しながら　窓のフレームに合うような変形のペルメットになりました。

このバランスの中は　うすいベニヤ板に綿を入れてふくらみをもたせ、バランスの周囲にパイピングコードを回します。

バランスのアクセントは　ロゼッタとキータッセルで。全体のバランスを見ながら　現場で取り付けました。

レース：クリスチャンフィッシュバッハ
バランス：KONINCK　ゴールドベルベット
パスマントリー：HOULES

今回は　四角い窓と丸い窓と対照的な施工例をご紹介しました。

頂く課題は難しいけれど　お客様に喜んでいただけることをエネルギーに日々自己研鑽を積んでいきたいと思います。

変形窓の施工事例は是非下記の記事もご覧ください。

変形窓・3角形窓へのカーテンの施工取付例！【様々な形のカーテンを製作できます】