今回はリビングの掃出し窓に、シャンデリア柄のオーガンジーレースをフロントレーススタイルでお作りしました。
フロントレースとは、ドレープカーテン(厚手のカーテン)を窓側にしてレースを室内側にお取り付けするスタイルです。
レースの後ろにはターコイズブルーの生地でシェードをお作りします。このスタイルは最近定番になってきたスタイルで、レースを手前にすることで柄が引き立つため、こちらのシャンデリア柄のように装飾性の高いレースにおススメです。
フロントレースの施工例
繊細なオーガンジーの生地に施されたシャンデリアの刺繍がターコイズの生地から浮かび上がります。レースにはスパンコールも付いていて、光る具合が大変綺麗です。
レースの後ろに取り付けたのは、鮮やかな無地のターコイズブルーのシェードです。このターコイズの生地は何種類もの生地をご覧頂き、お取り寄せさせて頂きました。
シェードを上げたときに見えるように裾にスカラップのデザインカットを施します。
光を背に受けて、裾のスカラップが浮かび上がります。こちらのデザインシェードはお好きな形にカットが可能で、今回は簡単な型紙を起し、お客様と実際の大きさを広げて、デザインやウェーブの角度など、何度もお打ち合わせを重ねてお作りしました。最後に打ち合わせた型紙を縫製工場へ送ると、写真の形で出来上がってきました。
ターコイズブルーの生地に合わせて、スカラップの裾にダークブラウンのロープ状のコードをお付けすることで、スカラップの形が引き立って見えます。透け感のあるオーガンジーのレースによって優雅な雰囲気になりました。
見えないところにもこだわって、外から見えても美しいように、シェードの裏にも薄いグリーンの違う生地をお付しました。お客様は生地の取り寄せから細部のデザインに至るまでお時間をかけて頂き、お客様の思いがいっぱい詰まった窓辺になりました。
選ぶ生地や形によって様々に演出することができるのがウィンドトリートメントの良さです。もっともっと楽しんでいきたいものですね。
また、こういった美しいカーテンがお好みであれば、シルクのカーテンも一緒にご検討してみてはいかがでしょうか。こちらも繊細でとっても美しいですよ。
もしお客様の心に想い描かれている窓辺がございましたら、ぜひルドファンにお申し付け下さい。ぜひお客様のこだわりの窓辺をルドファンで作ってみませんか?