こんにちは。ルドファン期待の新人!?、窓装飾プランナーの島田です。よろしくお願いします。
特技はミシン。いままでミシンを使った仕事についていましたが、インテリアにあこがれて、この世界に飛び込みました。
寝食を削ってもミシンで何かを作っていたいほど大好きです。
ルドファンに入社してインテリアの勉強をしながら、得意なミシンでクッションカバー、エコバッグ、カーテンのリメイクやソファカバーの型、そして中綿入りこたつカバーなども作りました。
1年間の準備期間を経て昨年度の窓装飾プランナー資格試験も無事合格し、ルドファンの一員としてお客様のご対応をさせて頂いています。
イギリス発のブランド”ウィリアムモリス”でコーディネート
さて、今回ご紹介するのはイギリスの老舗ブランド”ウィリアムモリス”のファブリックを使ってカーテンと椅子の張替えのコーディネート事例です。
愛用しているカーテンもだいぶ長い間使用してきたので、かけ替えでご来店頂きました。
お伺いすると、今お使いのカーテンはベージュ系のダマスク柄で、ブルー系の自然をモチーフにしたカーテンをお探しとのこと。
自然をモチーフにしたカーテンはたくさんありますが、ブルーとなるとウィリアムモリスの”ブレアラビット”が雰囲気にぴったりでしたのでお見せしたところすぐにお気に召して頂けました。
カーテンのサンプル生地を持参して採寸とベストマッチングのご提案
ルドファンでは、お部屋とのマッチングとフィッティングをベストの状態でご提供することをモットーにしているので、お客様宅に生地を持参して採寸にお伺いします。ご来店時に採寸にお伺いする日時をお約束させて頂き、お伺いする運びとなりました。
実際にお伺いしたお部屋はとても綺麗で、ウィリアムモリスのカーテンがぴったりという雰囲気でした。
しかしながら、ブルーのブレアラビットではお部屋の雰囲気に負けてしまうので、同じウィリアムモリスのコレクションの中から”ピンパネル”をおすすめしました。
当店はハンガー状の大判サンプルに加え、ウィリアムモリス社が発行する本国版のカタログ(生地が収録された見本帳)を取り揃えていますので、大判での生地やスペックなどが収録されています。大きくて重いのですが、イメージ写真も掲載されているので、お打合せにっても役に立つ優れものです。
壁紙もクラシック柄をお使いでしたし、ピンパネルの方がお部屋の雰囲気をぐっと高めるので、お客様のご要望にぴったりです。
ご提案をしたところ、お客様もたいへんお気に召して頂きました。同時に、カーテンのひだ倍率や製作寸法など詳細を決めさせて頂きます。
カーテンの縫製について
今回の仕様は、装飾レールをお使いなのですが、レールの色が強かったので閉めたときにレールが見えなくなるように正面付けにしました。
縫製仕様はミシン目が表に出にくい”すくい縫い”。生地を貫通する本縫いより強度はやや落ちますが、見た目が奇麗なことと、プリントの品質が高いウィリアムモリスの生地は色褪せが少なく、長く使えるため、ほかの窓への転用やクッションカバーなどへのリメイクの際、ほどいてもミシン目が残らないすくい縫いのほうが結果的に良いので、こちらを提案しました。
ウィリアムモリスのカーテンで掛け替えたお部屋は、見事なほどきれいで相性もばっちりです。
カーテンと同じ生地で椅子の張り替えのご依頼
お客様にとても喜んでいただき、カーテンと同じ生地で椅子の張替えをご依頼頂きました。
カーテンと同じ生地で椅子を合わせたら、しつこくなってしまうのではないかと心配になったので、ルドファンの先輩コーディネータに相談したところ、今回の生地とお部屋の雰囲気であれば「大丈夫」というアドバイスをもらったので、お客様にも自信をもってお答えすることが出来ました。
私の経験不足は先輩方が親切に丁寧に教えてくれるので、安心して接客できるのは私にとってとても心強いです。
椅子は、いつも張り替えてくれる工房にお願いしました。張りあがってきた椅子は見違えるほど素敵に生まれ変わっていました。
早速お客様にお届けしたことろ、とても喜んでくださって私にとっても最高にうれしい一瞬でした。
お客様のお部屋をコーディネートすることの責任
以前、カーテンのコーディネートは正解がないと教えてもらいました。お客様のご要望に加え、お部屋や窓の大きさ、レイアウトや方角によってもお勧めするものが変わってきます。正解がないからこそ、私たちのご提案次第でアンマッチな空間やToo muchな空間にもなってしまいます。
仕上がった状態を頭の中できちっとイメージができて、これなら大丈夫、お気に召して頂けるところまで落とし込まないと、良い空間は出来ないということを常に意識しながら研鑽に励んでいます。
うれしいインテリアアイテム追加のご依頼
椅子の納品時に、張替えで出た余り布をお渡ししたところ、クッションカバーとテーブルランナーのご依頼を頂きました。私の得意なミシンで心を込めて作ります。ルドファンにそして、私にご依頼いただき有難うございます!