ドアや扉のない開口部でも、カーテンでお部屋を仕切れば素敵な空間になります。
素敵な寝室にある間仕切り壁
5年前のご新築時にカーテンをルドファンで納めさせて頂きました。
今回は、2つのスペースに分かれている主寝室の間仕切りカーテンご相談でした。
ベッドから外がダイレクトに見えないように外に面している窓とベッドが置いてある場所を扉のない壁で仕切っているレイアウトになっています。
ご新築時は、パープルの生地を使い上下昇降型のカーテンスタイル“プレーンシェード”を設置させて頂きました。
1つのお部屋をドアのない開口枠で仕切ると、両サイドの壁により寝室から外がダイレクトに見えなくなるだけでなく、奥行き感のでる素敵な空間になります。
さらに、わざと壁を作るので、両面に家具を置くこともでき、意匠性だけでなく、収納力も上がる使いやすいお部屋になります。
さて、本題にもどりましょう。
窓を開けて風通しをするときに、カーテンを開けてしまうと、間仕切りの壁があるとはいえ、ベッドルームが外からダイレクトに見えてしまうので、間仕切り壁の開口部にカーテンを設置したいというご依頼でした。
プレーンシェードとゴブレットカーテンの組み合わせ
お部屋には3つの窓があり、全てシェードスタイルなので 開口枠部分はスタイルを変えるために左右に開閉する一般的なカーテンスタイルでご提案しました。
必要な時は閉めることが出来 普段は おしゃれな寝室に見えるようにカーテンを両サイドにスタイリングできるようにしました。
かわいらしいゴブレットスタイルのカーテン
ゴブレットカーテンと言って、カーテンの上部の形状を“丸くふっくら”させたかわいらしいスタイルのカーテンを指します。
縫製方法も特別なことはなく、価格も通常のカーテンとかわりません。しかし、ゴブレットの大きさについては、縫製指示を出すコーディネーターの経験値がとても重要になっています。素材や生地の厚みによっても見え方が変わってしまうので、何度も作ったことのある人にお願いしないと、変になったりします。
カーテンレールのおはなし
さて、カーテンをつけるにはレールが必要になります。
カーテンレールには、見せるタイプの“装飾レール”と金属製の“一般レール”に大別されます。
コンパクトで動きの良いのは一般レールなのですが、無機質な金属がカーテンの上に見えてしまうのはインテリア的に格好良くありません。
このような金属製のカーテンレールを隠すためには、カーテン生地でバランス(上飾り)を付けて隠す方法もありますが、今回は洋書で見かけるレールのつけ方を少しアレンジして再現することにしました。
金属製カーテンレールのアレンジ方法
比較的大きく真四角なレールを使い、カーテンと同じ生地をカーテンレールに貼ることで違和感がなくあたかも最初からあったように見せるのがポイントです。
当店では、簡単なものであれば店内で作ることが出来る設備があるので、カーテンと同じ生地で細長いベルト状のようなものを作りました。
これをカーテンレールに貼り付ければ、カーテンを開けた時にも無粋な感じにならないようになります。
ゴブレットスタイルのカーテン上部はくっついたままのスタイルを維持しているので、 カーテンのタイバック(共布タッセル)を外せば、開口部の開閉ができるような仕様です。
カーテンどうしはカーテンレール側のマグネットでくっついるようにしているので、簡単に両サイドに振り分けることもできます。
間仕切り用なので レールの裏側にも同じような細工をしています。目立つところではありませんが その辺こだわります・・・。
ルドファンのカーテンへのこだわり
間仕切りカーテンについてはお問い合わせもたくさんございます。
どう見せたいか?にこだわってご提案させて頂きます。
ファブリックの持つ魅力とお部屋の雰囲気を効果的にマッチングさせるのが私たちの得意分野です。一概にお金をかければよいものができるわけではありません。総コストを抑えることはもちろんのこと、生地を無駄にしない、加工費や設置にかかわる費用を抑える工夫など、様々な角度からトータルに作るのがインテリアです。
間仕切りカーテンのことならルドファンへ。どうぞお気軽にご相談ください。