カーテンリメイクのご相談をいただくことがあります。転居に伴い寸法が合わなくなったカーテンのサイズ直しをイメージされると思います。
幅や丈詰めは一般的ですが、大幅な巾出しや丈だし、カーテンからローマンシェードなどのスタイルの変更なども当店の得意とするリメイクです。
ご要望にお答えできる場合とできない場合がございますので 実際にカーテンをお持ちいただくか
今のカーテンのサイズと新規でおつくりするサイズをうかがって どんなふうにリメイクしたら良いか、お話を進めます。
リメイクする際には クリーニングを前提としております。
縫製工場のミシンは精密機械なので ほこりを嫌います。 クリーニング済みのものをお持ちいただくか ルドファンでもクリーニングは承っておりますのでご相談ください。
目次
カーテンからローマンシェードへのリメイク その①
お客様がお使いになっていたカーテンから シェードにお仕立て直した施工例です。
腰高窓にダブルシェードを設置いたしました。
ダブルシェードのレースは新規でおつくりしています。
レースのリメイクはなるべく新規でおつくりいただくようお勧めしています。
何故なら 危険がいっぱい だからです。
経年劣化によりクリーニングで破ける可能性、ほどいた場合の針孔の後、縫製途中に裂ける場合など、これから長くお使いいただくには新しく作ったほうがいいと思います。
同じお部屋のクローゼットにロールスクリーンをつけたいというご要望もあり ロールスクリーンを納めました。
ロールスクリーン上部の隙間からほこりが入らないように カーテンの残りの生地で
フリンジ付きのストレートバランスをつけました。
バランスの中にはキルト綿が入っていて ふっくらさせています。
ファブリックが入ることで ロールスクリーンの無機質な感じが和らぎますね。
カーテンからローマンシェードへのリメイク その②
もう一つの施工例は
やはり カーテンからシェードへのリメイクです。
お客様は それぞれのクリーニング済みのカーテンのフックを外し 小袋にいれ、サイズもわかるように保管されていました。上部の寸法と裾巾の寸法と両方測ってありました(完璧!)
生地の大きさによって 柄だしを自由に決めることはできませんが
枠内のレースカーテンと枠外につけたシェードの組み合わせで カーテンがよみがえりました。
階段の小窓には レースを2重にしたカフェカーテンをテンションポールに通し、スタイルで遊びます。こんなスタイルも こんなスタイルも。共布で作ったマグネットタッセルが大活躍です。
お客様が大切に使われたカーテンが スタイルを変えて ご新居で生まれ変わりました。
条件や制限のある中で できる限りのご要望にお応えできるように、アンテナをはりつつ、勉強の毎日です。
インテリアに終わりはないのです。