チェアタイ(チェアタッセル)付きのシートクッションのオーダーを製作しました。
ルドファンでは、椅子やソファの張替のお問い合わせを多くいただきます。国内外数千種類もの生地の中から、お部屋の雰囲気に合わせご自身のお好みで張地を決めていくという素敵なお時間のお手伝いをさせて頂いています。ポリエステルなどの化繊、綿、麻などの天然繊維、ビニールレザーなどの合皮、天然皮革などたくさんの張地をご用意しています。
今回は張替ではなく 椅子の座面におくシートクッションのオーダーメイドを承りましたのでご紹介いたします。
チェアタイ(チェアタッセル)ってご存じですか?
パスマントリーのカタログのラインの中でも全種類にあるわけではないのですが 長いコードの両端に小さなタッセルがついているものをチェアタイ(チェアタッセル)といいます。
もともとお持ちのBAKERのダイニングチェアの上に置くチェアタイ付きのシートクッションと同じものをお作りになりたいというご依頼でした。
イギリスHARDYのアイボリーの生地と フランスHOULESのチェアタイをコーディネートしてご提案しました。
HOULESのチェアタイタッセルはほかの製品より長いので、チェアタイの長さをもっと長くしたいというお客様のご要望にぴったりでした。
チェアタイタッセルのコードが長いので、ゆったりと結ぶことができました。
後ろ姿も美しいですね。
中に入っているウレタンも新たに製作しました。
周りのエッジのラインを重ね合わせる技術もなかなか難しそう。
(イメージしていただくためにわかりやすい説明をしますと、ヤマザキのランチパックのような形!の加工)
ふつうは まちといって厚みが均一なまま作るクッションが多いですし、
そのうえ まっすぐな四角形ではありませんので。
こんな時は お客様にご了解の上 既存のシートクッションを分解して型紙を取らせていただきます。
椅子の張替だけでなく 新たにクッションをおつくりすることもできますので
ぜひご相談ください。