窓枠の中にシェードを納める場合には気にならない
シェードメカの上部の樹脂の部分。
壁面に取り付ける場合は 横からも見えるので以外と目立つものです。
目立ってきれいなものなら良し、としますが
横から見える樹脂の部分はね?と思います。
そんな時は 本体と同じ生地でリターンをつけると きれいに見えます。
リターンは、カーテンなどではサイドの部分に生地をまわして光漏れをなくすために使われますが
シェードのリターンでは光漏れは防げません。
用途は 素敵に見せる!の一言です。
施工事例をご紹介いたします。
Beaumont(ボーモント)
イギリスの「Beaumont(ボーモント)」のTropicalシリーズの中から
3種類の生地を選んでいただき
カーテンとシェードのスタイルでご提案。
カーテンは美しい刺繍の生地でお客様が一目で気にいっていただいたファブリックです。
カーテンにもシェードの生地で使用したネイビーの無地を愛ピングでアクセントに。
ボックスの中とはいえ シェードの上部の部分は見える側だけリターンをおつけしました。
Pierre Frey(ピエールフレイ)
フランスの「Pierre Frey(ピエールフレイ)」の盆栽の柄のファブリックです。
和と洋の融合した美しいリビングの中に小さな窓があり、
その窓には窓枠の中のハンドルをよけるため
壁面付けでシェードをお付けしました。
人口的な要素を廃した居心地のいいリビングの中に、とても目立つシェードの樹脂の部分。
リターンをつけると目立たなくなりますね。
William Morris(ウィリアムモリス)
イギリスの「William Morris(ウィリアムモリス)」の「スネークヘッド」でカーテンとシェードをお納めしました。
シェードには裏地をつけ
生地の色合いにあったHOULESのブレードを裾の部分にアクセントとして入れました。
通常、シェードはたたみあげた際に裾が折れてしまいますが、
今回がブレードをつけているため シェードを上げた時にもブレードが隠れないように縫製します。
美はdetailに
こんな小さな部分、気にならないかもしれませんが リターンをつけるのとつけないのでは仕上がりに大きな差が出ます。
Pinterestなどで海外の施工例を参考に 縫製の方ともやり取りをしながら仕様を考えています。
正面付けのシェードにはリターンがあった方がいいです!というご提案です。
美はdetailに宿ると思います。