透け感のあるオーガンジーのレースにはきれいな柄のものがたくさんあります。
今回はそのレースを二重レースにしてお仕立てした施工例をご紹介します。
意匠性のあるオーガンジーのレースは、その繊細な生地でエレガントな雰囲気を演出できるアイテムです。また通常のレースのようにドレープを室内側にするのではなく、ドレープを後ろにしてレースを室内側に付けることで、その柄を楽しむフロントレースというスタイルにも使われます。
レースカーテンでも外から見えるのを防ぐ方法
ただ、オーガンジーの生地は透け感があるため、外からレース越しにお部屋の中が透けて見えてしまします。そこで今回のように二重レースに仕立てることで透け感を抑えて、オーガンジーのレースの繊細な柄も楽しんでいただくことが可能です。
こちらはスペインより直輸入のオーガンジーのレースです。
上部だけヒダをつまみ、耳と裾の部分は縫わないで離れるようにお仕立てします。するとこのように柄のあるレースのみをタッセルにかけて違った表情を楽しんでいただけます。
大胆なダマスク柄の生地ですが、軽い生地で部屋の雰囲気もやわらかくなりますね。
カーテンの生地はドレープとレースの合わせ方によってテイストが変化します。
もう一つ同じ生地を使った違う雰囲気のお部屋をご紹介いたします。
こちらのお部屋は濃い色のドレープカーテンを後ろに回し、フロントレースのスタイルにしています。レースのヒダも多めにとっていますので先のお写真と雰囲気が違ってきます。レースは日中常に見るものなので、このように見た目に楽しいものを選びたいですね。
素敵なカーテンの施工例を見ながらイメージを固めていきましょう。
どんなお部屋にされたいか、まだご要望がはっきりしていなくても、お店でお打合せをしていると、いろいろなサンプルや施工例をご覧いただけるので、きっとご自分のテイストが見つかるはずです。
ご自分の願うテイストにあったお部屋づくりを、ぜひルドファンで一緒に考えてみませんか?