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カーテン施工例

部屋を区切る 間仕切りカーテンの施工例

カーテンは窓を覆うだけではありません。今回は間仕切りカーテンのご紹介です。

目次

間仕切りカーテンで1部屋を2部屋に

お部屋とお部屋をカーテンで区切る場合 カーテンレールがどのようにつけられて、カーテンをどのように見せるかで 縫製の仕様や取付方が変わってきます。
間仕切りカーテンのレールはこれです、というものはありません。

施工例① ~東京都大田区のマンション~

最初にご紹介する間仕切りカーテンは廊下と洗面室を区切るカーテンです。

もともとウッドレールに遮光のカーテンが取付られていましたが ご提案したスタイルは
スチール製装飾レールにハトメカーテンのスタイルです。
洗面室には水栓金具などクローム色のアイテムが存在するため クロームシルバーの装飾レールをお勧めしました。ハトメカーテンは通常のカーテンより動きが制限されるため、細めのレールとの組み合わせのほうが相性が良いです。
ハトメカーテンにお選びいただいたタータンチェックの生地はウール100%のオズボーン&リトルの生地です。(イギリス製)
タータン好きにはたまらないファブリック。
生地巾を最大に生かして作れるハトメカーテンは 操作性もよく、開閉がスムーズです。

ハトメの大きさ、位置や数は生地のデザイン、組成、張り、使用するカーテンレール、設置する場所、カーテンのサイズなど様々な要素から、意匠性も機能性の双方ベストになるよう緻密な計算と経験が要求されます。

▲オズボーンリトルで製作したハトメカーテン

▲先染めの糸で織られた生地は、裏面もきれいに柄が出てきます。(オズボーンリトル)

▲表から吊元が見えないように設置されたハトメカーテン

カーテンレールは 廊下側から見た時に ハトメのリングが見えない高さで取り付けます。
照明をつけても中が透けることなく ファブリックのインパクトも手伝って、素敵な空間になりました。間仕切りカーテンの場合は 裏から見た時の見え方も大切です。
ウールのタータンチェックなら 表から見ても 裏から見ても同じように見えるので安心です。

▲表から見ても裏から見てもきれいな生地で製作したハトメカーテン

▲100%ウール製のタータンチェックのカーテン

施工例②

次にご紹介するのは
廊下の奥にある勝手口からのダイレクトな視線を遮るために 生地の1巾を最大に生かしてお仕立てしたフラットカーテンです。
イギリスのクラーク&クラークのシンプルなグレーのストライプのコットンの生地です。

外からの明かりがほんのり入るくらいの生地なので 日中 閉めておいても暗くなることはありません。お家全体をグレイッシュなトーンでまとめていらっしゃるのですっと溶け込んだ感じです。
カーテンレールは リフォーム工事の段階で 埋め込み型のシンプルなレールを組み込んでいただいてましたので、レールが飛び出すこともなくすっきりと納まりました。

▲CLARKE & CLARKEのフラットカーテン

▲埋め込みカーテンレールに設置されたフラットカーテン

施工例③

もう一つ ご紹介する間仕切りカーテンは 寝室の奥にあるちょっとした書斎コーナーとの間仕切りです。
奥の窓には ご入居の時にキータッセル付のプレーンシェードをお付けしました。それから何年かたってのご依頼でした。
そのシェードとの兼ね合いで 生地の色を選び スタイルをご提案しました。
この場合は視線を遮るのが目的なので 遮光性もいりません。表と裏が同じように見える生地で ゴブレットカーテンスタイルに。
日中はタイバックで視線をかわせるぐらいのボリュームで(下の方に房掛けをつけるといいですよ)きちんとスタイリングされるので このような形になりました。
カーテンレールはブラケットを使わなくても天井に直付けできるレールを使います。
ただ そのままだと 白い一般的なレールは無粋に感じられるので 共の生地でレールの正面を隠しています。
アンティー家具がおかれた素敵なお部屋のアイテムにふさわしいカーテンになりました。

▲共布カーテンレールとゴブレットカーテン

▲ゴブレットカーテンの設置

間仕切りカーテンは どのようにお使いになるかで ご提案の内容が違ってきます。
ちょっと遊び心を表現できる場所でもありますので 空間になじませるのか、際立たせるのか コーディネイト次第。
たくさんの施工例もご用意しています。
ぜひ ご一緒にインテリアを考えませんか?

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