別荘をご新築されるお客様から浴室の窓の施工依頼を頂きました。
露天風呂やサウナなどの設備が充実している別荘で、内装仕上げにも強いこだわりがあるお客様。そのお話を聞いて、ぜひおススメしたいと思ったのが、ナニック社のウッドパーフェクトブラインドの存在でした。
防水のウッドブラインド
水がかかる浴室の窓、みなさんは何をつけていらっしゃいますか?
一番にアルミ製のシンプルなブラインドをイメージしてしまいますが、それだと無機質に成りがちです。そこでおススメしたいのが、温かみのある質感が魅力のウッドブラインドです。
ウッドブラインドというと水に弱そうな印象をお持ちではないでしょうか?
けれどウッドブラインドにも耐水の製品があります。
ナニック社の耐水ウッドパーフェクトブラインド
今回ご紹介するのはナニック社の耐水ウッドパーフェクトブラインドです。こちらは樹木の繊維とスチール樹脂を調合した素材で成型しています。他のメーカーとの違いは全て樹脂ではなく、樹木の繊維が混ざっていることです。純粋なウッドブラインドのような木目はありませんが、プラスチックの様でもなく、木の質感が感じられます。
こちらは浴室の写真です。タイルや壁の色、すべてにお客様のこだわりを感じる空間に、ウッドブラインドが納まりました。
今回使用したスラットカラーは、エスプレッソというカラーです。まるでコーヒーの香りが漂よってきそうな深い色合いが浴室の黒い壁の雰囲気にピッタリです。こちらのスラットカラーは6色から選ぶことが可能で、特にこちらのエスプレッソのようにダークなカラーがお好きな方には他のメーカーにはない色になるのでおススメです。
見た目には木製なので、水場にあるのはなんとなく不思議な気がしますが、スラットには水分が浸透しないので、反りや割れに強くなりました。これなら浴室やキッチンなど直接水のかかる場所でも気兼ねなく使えますね。
ナニックウッドブラインドの特徴はメカが軽くてスムーズに動くため、大きなサイズに対応していることです。幅は2m43cm、高さは3m60cmまで製作可能です。
また手作業でスラットの穴にコードを通しているため、スラットの穴が小さくなっていて、光漏れが少ないこと、さらにスラット1枚毎にコードを交互に編みこんで組み立てられているためスラットの両端が揃っていて、左右に振れにくいため木枠を傷つけにくいことも特徴です。
またブラインドが全て上にたたみこまれた状態や、下げきった状態で、さらに強く引っ張ると故障の原因になります。しかしナニックのブラインドは安全装置が作動して、クラッチが空回りすることで無理な力を与えず、メカの故障を防ぐように設計されています。
そしてヘッドレールの前面に、スラットと同じ樹脂の板がはめ込まれているため、バランス(ヘッドレールを覆う幕板)が必要なく、デザイン性もありながら取り付けるスペースを小さくすることが可能になっています。そのためスペースを取りたくないけれど見た目も気になる方におススメめです。
耐水性のあるウッドブラインドならルドファンまで。
ナニックはアメリカのメーカーのため日本の製品のように便利な機能や取り付け状況によって付けられる補助部品等が存在しないので、そこだけ少し注意が必要です。
ルドファンではナニックの他にもタチカワブラインドやTO S O 、ニチベイの樹脂性耐水ウッドブラインドも取扱っています。取り付けをお考えの際は、ぜひ一度ルドファンにご相談下さい。