椅子の張替のお問い合わせをよく頂きます。ソファ・1人掛けのアームチェア・ダイニングチェア・ピアノスツール・オットマンなどなど。
愛着のある椅子は、布の傷みなどで捨てるのはもったいないですよね。そんな時は布の張替えをすることで、捨てずに使用することが出来るのです。
今回はダイニングチェアの変身をご覧いただきます。
ダイニングチェアの張替え例
まず背と座にファブリックが使われているイタリア製のダイニングチェアセルバのシリーズです。(もともと日本フクラが扱っていました)
もう何年も前のことですが、お客様は2脚持っていらして、その時はお子さんがまだ小さく、チャイルドチェアを使っていたのであと2脚足して一緒に張り替えをしたいというご希望でした。
フクラさんよりまもなく廃番になると言われメーカーの廃番になる前にヌードの状態で2脚ご購入いただいておりました。お子様が大きくなって張り替えの時がきました。
やわらかい雰囲気のリビングに合うようにアイボリーのアメリカ製の生地を選んで頂き、まわりはブレードと言って細い装飾テープで縁取ります。
こんな感じになりました。
ルースカバーの施工例
次は ルースカバーと言って 張り替えはしないで 椅子のかたちにそってカバーをお作りした施工例です。
こちらのお客様はもともと椅子カバーをお作りになったものをお持ちでしたので1枚お借りし、型紙をとります。既存カバーを分解してOK?NG?で製作費が変わるんですよ。
背中のリボンは 取り外しができるように 縫い付けてありません。少し張りのある生地でしたので、ふっくらリボンの出来上がりです。
お客さまの暮らしに溶け込んだ椅子・・・張替やカバーリングで インテリアを楽しみましょ!