ご自宅に大切にされている椅子はございませんか?
こんにちは、東京都目黒区自由が丘のカーテンとリフォームの専門店「ルドファン」です。
色々な物が手軽に買うことができるからこそ、大切なものは手をかけて永く使っていきたいですよね。
今回ご紹介するのはカリモクの最高級ブランドドマーニのクイーンズライフシリーズの椅子の張替えです。家をご新築された時にご購入されたという椅子はだいぶ痛んできており、今回はフルレストアを致しました。
せっかく椅子を張り替えるなら、座面のウレタンのへたりや、ガタツキが無い状態にしたいものです。そのため椅子の張替えをする前に、椅子の状態をチェックしていきます。張地の状態やガタツキはないか、ウレタンはへたっていないか、塗装が落ちていないかを確認していきます。
こちらが張替え前のチェアの状態です。アームの部分の塗膜が擦れて地の色が見えています。
椅子をしまう時についたテーブルとの干渉による傷跡です。
ウレタン塗装のされた背もたれの部分も塗膜が剥がれています。
今回はウレタンの塗膜を全て剥がして、塗装をしていきます。この大変根気の要る作業に時間の大部分を費やしました。そして仕上げはウレタン塗装ではなく、風合いの出るラッカー塗装をします。
ウレタン塗装は日本ではもっとも一般的な塗装です。合成樹脂を用いて硬い塗膜を作り、木を保護します。そのため耐水性と強度に優れ、表面はつるつるとして高級のある仕上がりになります。しかし木の本来の質感や手触りは残らず、それゆえに風合いが増すことはありません。
ラッカー塗装は一つ一つ薄い膜を何度も塗り重ねることで強度を増し、つやを出します。薄い膜のために木の風合いを楽しむこができます。また細かい傷は研磨処理が可能で、塗り直しも容易です。手入れをしながら使えば風合いが増していきます。
日本では、丈夫でお手入れがし易いウレタン塗装が好まれる傾向があります。反対に欧米では、家具は受け継ぐものという考え方があるので、修理をしながら永く使えるラッカー塗装が好まれます。永く使っていきたい思い入れのある家具は、お手入れや修理ができるラッカー塗装がおススメです。
塗装が終わりましたら、ガタツキを直します。ガタツキは一度椅子を解体して組み立てます。次に座面のウレタンを支えるウェビングテープの張替えとウレタンを交換し、最後に生地を張り替えて完成です。
こちらが張替えて完成した椅子です。座面もふっくらとして、傷も消えて生まれ変わりました。
これから使い込むにつれて、風合いが増していくのが楽しみですね。手をかけながらずっと使えっていける椅子って素敵だと思います。もし張替えをして、永く使いたい椅子がありましたら、ルドファンにいらしてください。いつまでもお使いいただけるようにお手入れをさせていただきます。
ソファの張替えもルドファンまで
椅子の張替えだけでなくソファの張替えももちろん行なっております。
現在お使い頂いているソファ生地に類似した生地をお探しでご来店いただきました。
ソファの張替えは椅子と違い面積が大きい分、インテリアの重要なエレメントと言えます。
思い出がいっぱいつまったソファや椅子など長く使用していればどうしても生地の破れや座面のへたりなど消耗してきます。このような場合新しいソファを買い換えるしかないと思っていらっしゃる方も多いかと思います。当店では、大事にお使い頂いているソファをお好みの生地で張替え致します。
ルドファンでは、カーテン生地はもちろん椅子専用の張り地までたくさんの生地をご用意しておりますのできっとお好みの生地が見つかると思います。張替えをお考えでしたら当店にぜひご相談下さい。
ぜひお気軽にご相談下さい。