こんにちは、東京都目黒区自由が丘のカーテンとリフォームの専門店「ルドファン」です。
今回ご紹介する施工例は電気配線処理の施工です。
部分的にリフォームするときに時として問題になるのが、電気の配線です。
エアコンや食洗機、床暖房などの設置、お部屋の増築や配置換えなど、意外と身近にあるのがこの電気の配線ですよね。この電気の配線、問題なく設置できる場合は良いのですが、そうでない場合もしばしば。
とくに、配線がお部屋の内部に露出してしまう場合、その見せ方には大きな差がでてきます。
部屋の電気配線を隠すなら美しく!マンションの電気配線処理施工事例
今回は、キッチンを交換する際に食洗機を新設することになり、既存の状態では専用回路がなかったため、分電盤から新たに配線をする必要がありました。
こちらのマンションは玄関付近に分電盤があり、廊下と居室を通過してキッチンへと配線します。天井裏を使いキッチンまで行ければよいのですが、途中に大型の梁があり一部配線が露出してしまうことになってしまいました。
5年ほど前にリフォームして頂いたばかりでしたので、せっかくのきれいな廊下にプラスチック製の配線モールでお引渡しする訳にはどうしてもいきませんでした。
そこで、以前巾木に配線を通す部材があったことを思い出し、それを応用して梁を化粧できるモールディングのような部材を作ることに致しました。
梁とドア枠の数センチの隙間をきれいに化粧できれば、配線が通っているように見えなくなると考えました。
丁寧に採寸をしてイメージスケッチを書き、家具の工場に製作を依頼しました。
スリットを入れたのは、固定する際にボンドと隠し釘の併用を考えていたので、デザイン性と納まりのクオリティを考えての事でした。
製作と塗装を終え家具工場から部材が届きました。イメージ通りの出来栄えです。
内部は配線のスペースを確保しています。
配線モールで処理された部分の応急部材を撤去して、化粧部材を取り付けて完成です。
梁との接点は、コーキング材を充填して隙間なく納まりました。
お客様にも大変喜んでいただきました。インテリアショップがリフォームするからには細部までのこだわりを大切にしています。