こんにちは、東京都目黒区自由が丘のカーテンとリフォームの専門店「ルドファン」です。
リフォームにも、一部だけ施工するものや、全体のトーンを変えるものなど段階は様々。
そのなかで、1番新築に近付けるリフォームのご紹介です。
まるで新築!スケルトンリフォーム
みなさん、「スケルトンリフォーム」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、家の中を全て解体してしまうことで、間取りなども含めてゼロから組み直すリフォームのこと。
特に最近は築年数の長いマンションなどをスケルトンリフォームし、外観はそのままだけれど、玄関を開けたらまるで新築マンション!というような施工が増えています。
ただし、特に築年数の長いマンションですと、配水管や柱の関係で、思ったように修繕が出来ないこともあったりするのです。
裏側を見てみるまで判らないのですが、そんな「思い通りのリフォームがしにくい」ようなマンションであっても、ルドファンは、そのなかで最大限にお部屋を素敵に見せるリフォームをさせていただきます。
スケルトンリフォームによる築40年のマンションの施工事例
マンション(築40年)/面積:34㎡/工期:3週間
今回ご紹介するマンションは築40年。
このマンションは数年前に給水管の交換があり、古い管をプラグ止めしたものがあちらこちらに見ることができる状態で、床も部分的に開口してふさいだ痕がある状態でした。また、部屋の中央には柱がありスムーズに移動することが出来ない状態でした。
このような状態は実はマンションではよくあること。
定期的にメンテナンスが入り「大規模修繕」を行い、外壁塗り替えから始まり30年もたつと給水管の交換など、様々なメンテナンスが入ります。このようなメンテナンスの積み重ねで、すこしリフォームがしにくい状態に裏側がなってしまうのです。
つまり今回は、「大きく位置を変えられない」という条件の上でのリフォームです。その中で、少しでも広く見せる、明るく見せることにこだわりました。
元のお部屋はキッチンをすぎるとリビングの手前に1つお部屋がありました。
天井からも仕切りが降りており、その分どうしてもお部屋が狭く、暗く見えてしまいます。
そこで思い切って普段はワンルームにして開放的な空間を作り、壁に収納された扉を閉めれば寝室に早変わりできるプランでリフォームをしました。
【施工前】
【施工後】
出来るだけ明るく広く見えるように、フローリングは無着色の樺材+白系の建具でコーディネート。リビングもこんなに明るい雰囲気になりました。
【施工前】
【施工後】
キッチンもすっきりとした白基調に。
【施工前】
【施工後】
実は、今回の施工時にちょっとした大変なことがありました。
「さて工事の開始」と、床を剥がすと顔を出したのは新旧の給水管。知恵の輪のように入り組んでいて慎重に撤去。新築当時は畳敷きのため床の下地も少なく過去のリフォームで根太を足した痕跡がありました。現在の遮音等級をクリアするため置き床工法で組みなおし。
天井も同様、吊ボルトが少なく全て組みなおす必要がありました。キッチンにいたってはタイルが3枚も重なっており、これ以上狭く出来ないので、全部撤去することにしました。
この辺の、築年数の古いマンションならではの問題も、見えない部分ではありますがきちんと解決していきますのでご安心ください。
さて、お部屋のベースが出来上がって、リフォーム終了・・ではありません。以下のようなポイントも含めてリフォームの完成です。
照明は、全てLED搭載の器具に交換し、省エネ化を。
さらにワンルームに華を添えるのが特注のテーブルとチェアのセットです。お手持ちのカップボードがダークオーク系であることから、雰囲気と色をあわせ製作しました。
変形8角形と肘掛のチェア。張地はお客様に選んでいただきオリジナルの完成です。
明るいお部屋に少しシックな家具を置くと、軽すぎず落ち着いた印象が出ますね。
このようにして、築40年のお部屋のスケルトンリフォームが完成です。
マンションに住んでいるので、大掛かりなリフォームは難しいのでは?・・・と思ってリフォームを諦めている方がいらっしゃったら、是非、ルドファンまで相談にいらしてみてください。きっと、何かお力になれると思います。